あとりえスターズのおブログ

有都あらゆるの趣味個人ブログです!同人活動やいろんな感想など

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問題画面出る時の無音の数秒マジですき

お疲れ様です有都あらゆるです!出るぞ新作!!マジで!!!!明日!!!もう明日!!!!

うおおおお催眠アプリシリーズ新作!!!!

今回は陽向葵ゅかさんでございます!!ゅかさんのダウナーキャラだ~~~!!!

めっちゃまろやかでずっと聞いてられる柔らかボイスを存分にご使用ください。

 

楽しんでます、タンクを………

スパガのレベル高いとポイントも稼ぎやすくてめっちゃいい…

 

楽しんでます、育成を……

ウルトラチキバフちょっと強すぎて“救済”でもありますねこれは…

 

楽しんでいます、ブルーアーカイブを……

もうここにもまるまる載せますね。16話まで読んでない人は注意!!!!!!!

 

 

リオ会長があそこで素直にごめんなさいを言わなかったのを強調していたのは子ども(生徒)らしいある種の意固地さみたいなのがあると思ってるんですよね。で、6000文字書きました。
その意固地さは「私は悪くないから…」とかじゃなくて、「安易に言葉で示しても意味はないから」みたいな気持ちでいるんじゃないかなって。リオらしい(主観です)

合理的に考え続けて今できることを「行動で示してこそ誠実」って思ってそう。言葉で示すだけ、口で謝罪を示すだけなんて誰でもできる。そういう大人っぽい背伸びしたところがリオらしいですし、そんな誠実さより素直に「ごめんね」「いいよ」したいゲーム開発部やヒマリたちの純真さのすれ違いが複雑に絡み合っていてまた憎いです。

あれだけ「私は…」を繰り返してその先の言葉が出なかったのも、不器用な性格を強調したもので違いないと思います。
こんな気持ちになったことがないので、ふさわしい言葉が見つからない…どれだけ合理的に考えても、答えが出ない。今の私にできる発言なんて…みたいなのが堂々巡りしていたのかなと。
もしあそこで「本当にごめんなさい!」と声を張り上げることができても「言えたじゃねえか」ができて良かったのですが、あそこまで極限の感情になっても声が出なかったのはことさらリオらしいのではないかなと。でももう実際にアリスがもうあんなメンタルのステージに至ってしまっていましたからね。被害にあった本人があそこまで太陽のままでいるなら、もう…

あんなことがあったのでゲーム開発部のみんなはリオに対してトゲトゲしくなるのは当然ですし、ユウカもこれまで溜まった負債が爆発するのは絶対見たかった流れです。でも、例えばそれをちゃんとした他の「贖罪」の機会にまとめてドカドカ畳み掛けるとかなり重くなっちゃうと思うんですね。糾弾は小分けにするべき。ヘタするとかなり長く引きずっちゃう。まあブルアカ運営はその塩梅がうまいので適切に流してくれはすると思いますが…

塩梅を間違えると「私はみんなに認められなくても…」「行動で返すから待っていて」とか連ねて、こっちの「イヤそうじゃなくて!」の制止を振り切って贖罪の雲隠れをし続けそうでしたし。イヤそうじゃないんだよ!まずは顔出せ!とりあえず学校きて!元気な顔みせて!ってさせるのが「先生」の気持ちでしょう。まずはお説教ね!それが終わったらハイじゃあ一緒に○○しよう!ってサクサクやりたいんですよ。責任は「先生」が負うので。

そう、責任。ブルーアーカイブの物語において「責任は私(先生であり、大人)がとるから」を強調しており、生徒に重い枷をつけて市中引き回しの刑みたいなのは基本的にありません。なのでこれまでちょっとした問題を起こした生徒も責任を追求して罰を与える!みたいな裁判的なやり取りを意識的に控えております。
「子どものしたことなんですから」で「次に、どうするか」を大事に描き続けているため、何かしらの混沌が定期的に起こるのは必然とも言えます。ブルーアーカイブとしても「やらかしちゃった子どもが成長する物語を書きたい」と思っているのは確実です。

しかし!「子どものしたことですから」なんていってもキヴォトスではスケールが違いすぎてシムシティをリアルにかましてるみたいなやばい状態ですしリオに関してなんて「まあまあ、いいじゃないですか」で済ませられるワケがありません。
そして混沌の始まりとして、リオは自身の独断専行っぷりを遺憾なく発揮して誰にも相談せず突っ切り「そうになった」。もし、もっと前から先生のような存在がいれば…と思ってしまうのは作劇がうまい作品で常に馳せる思いですよね。

しかし、この物語においてリオは損な役回りも背負わされてしまいました。後回しにされていたリスクや懸念点に誰よりも早く向き合い、常に最悪を想定して誰に恩着せがましく言うこともなく動いてくれていました(理解者がいないと見切りをつけて他に喋る必要もない、と踏み切ったのもある)
アリスの存在なんてもうかなりのブラックボックスで、いつ何が起きてもおかしくない状態なのを放置してしまっていたのも代わりに背負ってくれていましたし(やり方は合理的が行き過ぎて本当にひどいものですが)
本来先生が負うべき「責任」の一環を、「生徒」の立場ながら無理やり背伸びして頑張ってくれていたのが辛かったですね。なのでパヴァーヌにおいて実質的に悪役にならざるを得なかったのは本当にかわいそうだったと思います。
何も感情論でアリスなんかやべえから処分しとくぞ!!言ったワケでなく、正当性もありましたからね。いやホントにやり方はひどかったですけどね。ここはしっかりお叱りをかますべきです。

しかし、そうして悪役の魔王に立たされてしまったからこその、今回の王と勇者のあのやり取り。もう完璧です。マジで「やってる」。これ以上ありません。ロマンわかってんじゃねえかオイ!
あとで来るカタルシスに向けて、狭いトンネルを作っておくんです。少年漫画の黄金の文法です。かのからくりサーカス作者である藤田和日郎先生はこれを念頭に置いて創作をされておりますが、「最後にハッピーエンドにするから道中はガマンしてな!」の理論はブルーアーカイブにおいても常に連発されている工程です。
ととのうためにサウナでガマンする工程と同じですね。

アリスという勇者に浄化され、仲間とまで呼ばれたリオはもう言葉を出すこともなくなり…そしてあのスチル。
余計なテキストの一切をなくし、あのシーンを一枚見せるだけで「儚さ」「弱さ」「幼さ」をすべてに集約させた「決壊」の演出です。謝罪の言葉や泣き言、嗚咽も何もかもを書かないことでプレイヤーに想像させる余地を残した侘び寂びがあります。芸術的ですらありました。代わりに泣きました。トップガンマーヴェリックのラストシーンであいつに言われた例のセリフのあとマーヴェリックの代わりに泣いたぐらい泣きました。
悲しい終わり方をしてしまった王が、勇者に世界を救えと指示できる「光」に成れたのも、アリスの頑張りのおかげです。
もう本人が「いいよ」と言ってしまった以上は我々から強く言えることもありません。

ていうか諸々が終わったらアリスに対してめちゃくちゃ気にかけるようになっていてほしい。
「リスクの観点から」とかそれっぽい理由つけてドローンでゲーム開発部の様子を見に来るとかは公式でもありそうなラインですし、ユウカにガードされてほしい。それぐらいもう今すぐにでもギャグイベで出番を重ねて、あの不器用な少女がもっと受け入れられてほしい。

もっと言うとゲーム開発部のゲームのテストプレイを請け負うぐらいにまでなってほしい。あの合理性の塊であるリオがすごく無駄な要素だけで作られたクソゲーをプレイして真面目な評価をしてモモミドが「ロマンがない」と怒る、そんな和やかな「陽射し」が見たいです。超名作のクロノ・トリガーをプレイしてもどういうルートをたどるのが目に見えてます。
こちとら3rdPVで見せたあの集合絵みたいなキングダムハーツがリオたちを含めてまた見てえんだよ。キングダムハーツは大いなる心であり世界の心が繋がったものなんだよ。ネルとアリスがゲームしてる横に座らせろ。あるいはその後ろで笑顔で眺めさせろ。リオにとってアリスの存在こそがキーブレードなんだよ…!「光」なんだよ!!そして…keyブレードだって…!

逸れますが以前のリオがアリスを拉致する際、ネルの「すぐ爆発する直情的なところが良い(意訳)(主観)」とかましていたのも、「本当は自分の合理的でがんじがらめになってしまうところに嫌気を感じている部分がある」ともとれました。本当は心のどこかで、ネルみたいに定期的に爆発して発散することができればどれだけいいか…そういった「不器用さ」もリオらしさであり、またかねてより何度も記述している「背伸びした子ども」のキャラクター像そのものであると考えています。大人ぶった子ども、徹底されていますね。

そして先述した“お叱り”は今回ヒマリおかあさんが請け負ってくれましたね。
たとえ行動で誠実さを示そうと、誰かがハッキリ言葉にしてやりとりすることで振り上げた拳を下ろせる層もいます。行動じゃないんだ。まず反省しよう!と。
ここは感情論の世界なので各個人による受け取り方がすべてですが、しっかりとお叱りを受け、後悔も反省もした上でさらに行動で返す、これは理想的な「信頼回復」への最初の一歩だと思います。一度壊した信頼関係は再構築に三倍以上の手間がかかるとかなんとかよく言われますが、「その調子で頑張ろうね!」とエールを送りたくなるようなリオらしい不器用な歩み寄り方でした。
いやああの演算ドローンはなんだ?萌えキャラすぎるだろ なあ敬語使えたんですか?リオお前が無機質な冷たい敬語キャラだったら本気でやばかった。お付きのメイドはカメラ向けたら絶対ピースしてくれそうなハジケリストだったし差別化できるよな。
あの姿の見せ方も本当に不器用で「かわいらしい子ども」の範疇です。自分から来てくれた、その一点だけでもう先生側の気持ちとしてはかなり「その調子だよ」がありました。やらかしたキャラが成長していく、その工程から得られる栄養素で生きてるんです。
ここで出なかったら信頼回復の機会はもっともっと先になっており、心無い言葉が投げられまくっていたので本当に良かったなと思っております…また、脱出方法などまださらにもう一回見せ場があるかもしれません。そこでまたリオの心の一部が覗けるかも…

近年「敵キャラが味方になるまでの流れをどれだけ丁寧にやれるか」の価値観は非常に強い得点制で見られているなと感じています。エベレストサイズの主語チケットを使いました。
昔の少年漫画のようになんかすげー悪いヤツだけどライブ感で仲間になってそのままなあなあで一緒にいる!みたいなのはかなり突っ込まれちゃったり、納得いかなくてずっとつっかえたりもんにょりしちゃう…って人も多く見られるようになってきました。ブルーアーカイブはそこに誠実に向き合っており、「生徒がミスをして、改善し、成長する」という流れに載せて学園モノの良さも活かしているなと。

あと、リオが常に「最悪」を想定して動きまくるのに対してヒマリは常に「最善」をイメージして動くポジティブとネガティブの極地なキャラクター性も非常に互いを照らし合って輝いているのがズルい。陰と陽、まさに水と油です。
そういった性格の掘り下げも最終編三章で浮き彫りになったのがもう本当に作劇上手人(ものがたりづくりうまんちゅ)でした。そしてそんな二人が手を取り合えば最強の“叡智”。炎となったガンバスターは無敵が如くの激アツな流れでした。
いつかまたすんごい頭のいい敵が出てきた時に、ヒマリオコンビで軽々と打ち破るみたいな流れがまたみたいですね。ヒマリが演算してリオがビーム撃つようなロボットに乗るのとかどうですか?
あとヒマリの「リオに対する感情のでかさ」もありありと描かれていて狂いました。あそこまで本音で強い態度を出せるのはおそらくリオしかいないのでは。そして、リオの方も…

「単純な演算や計算・管理の知能レベルにおいては天才美少女の私に比肩できるのはリオしかいない」ととられてもおかしくないほどの信頼度の高さと、だからこその本音でした。
そしてこの感情は明らかにリオの方が大きいと現時点では断言できます。パヴァーヌでもヒマリには理解してほしかったという未練がましさがありありと見られましたし、きっとヒマリぐらい頭のいい子なら…ヒマリなら…と重さがハンパじゃありませんでした。
このあたり、「依存」に転換しかねないので先生との絆エピでそういったかわいいところを見せてほしいなというのが本音です。トキがあれだけふざけたので、シリアスを本編でやった分ギャグの温度差による「魅力の掘り下げ、側面の開示」は最もオイシイ部分ではあります。ギャグ漫画がシリアスなバトルパートやったりするやつの落差による熱さですね。

なのでリオにはモモトークでまだメイン未読の先生に向けて「価値観がズレた意固地な子」の一面をたくさん掘り下げてほしいし、理解を示した先生にガッツリ歩み寄って依存してくるぐらいのおもしろかわいいところを見せてほしいなと思っています。ヘンなマスコットを持ってきては見せびらかして「まあ…理解されないとは思っていたわ。でも先生には見てほしかったの。」ぐらい重さをかましてもいいです。アバンギャルド君は合理的で綺麗なフォルムをしていたでしょう?

あと書き忘れてたんですがトキのモモトークで堂々と留年発言が出ており、それもリオが振り回しちゃったから説がありますよね。マジで非道極まる独断専行ムーブなんですが、「これから実装に向けて贖罪の機会をこれ以上なく与えたのにまたもんにょりする要素入れてくるか…?」という疑念もあるんですよね。
なのでもしリオのせいだとしたら、実装された際のモモトークとかで「これのせいで、彼女の管理に手が回らなくなったこともあったわ…」とかハッキリ辛そうにしていてほしい。
で、もしリオが助けていたパターンだとしたら学園生活に馴染めなかった問題児トキを振り回す代わりにそれっぽく単位つけられる特例として届け出を出してあげていたとか…そっちの方が株も上がるし個人的には嬉しいんですが、どっちにしろこれもリオのやらかしだとしたらギャグっぽく流しておかないとまた禍根が残っちゃってもったいないんですよ!
アリスの時もそうですが振り回されたトキ本人が気にしてなさそうな以上はそれを尊重すべきなので…

またはトキとリオが絡むギャグイベントで軽く流してほしい。
「与えられたタスクをこなしていたら、自然と留年していました」みたいなギャグでしれっと流してリオにグサッとなってほしい。友達ごっこ発言がトラウマになったナギサ様みたいなテイストのギャグで。
これをトキが「気にしてない状態で」「ギャグの空気で言う」というのが本当に大事なんです。他の人がいったら糾弾の叩き棒にしかならないので。
そして、リオのせいじゃないとしたらただトキのやべー女レベルが上がるだけ。美味しく調理してほしいなと思いました。

いやもう!!!!もう“禊”はいいよな!?!?いいですよね!?!?リオ実装していいよな!?!?!?いいですよね?!?!もうあれがパヴァーヌ続編だよ!!!!!!細かい禍根はあとあと少しずつ消化していけいけいけ!!ブルーアーカイブはそういうのちゃんとやってくれるから!!

キャラのヘイトコントロールがうまい運営が今回も「やらかしちゃった生徒に見せ場を作り、プレイヤーに『あの時は嫌いだったけど今は好き!』」をやってくれました!「スラムダンクのミッチーに対する桜木一派」が今回は特に念入りでした!
ここで実装してモモトークでも追い打ちやりすぎるともうあの幼女はまた泣いちゃって再起不能になります!手心を加えたってな!
そうだよ!!!もうミカみたいな禊やりすぎてボロクソになってるつらいエピはマジで勘弁して!正直オーバーキルだと思います!!もうちょい優しくて友達と楽しいことするイベント作ってる前提の「前置きでいたぶっとく」感がありましたからアレ!かわいそうなのでしか抜けないスタッフが口を出してきたんか!?
あんなモモトークにした以上は絶対にアリウスと仲良く私服お遊びスイーツイベントやってもらうからな。特にサオリとの絡みが見たいんです。コハルへのアッパーコミュ障絡みもまだまだどんどん見せてください。

「どうして…ミカと仲良くギャルゲーしたかったのに…なんか不良生徒に適切な距離で面倒見る夜回り先生みたいな…いや先生だから合ってるわ…」になりましたからね。ブルーアーカイブは紛れもなくギャルゲーであるといいきれるんですがミカに対しての先生の「先生としての」距離感はベストでしたよね。グイグイ行くのか塩対応なのかだいたい偏ってますがミカに対しては行ったり引いたり潮の流れのように完璧です。ミカという激流を制するはのらりくらりモードの先生に限ります。ラオウに相対するトキ。トキお前はなんなんだ。これ以上狂わせるな。

しかし実質パヴァーヌ続編だのカルバノグ続編だの言いましたがそれはそれとして別にちゃんと全部終わらせて続きが読みたいですしね。FOX小隊なんか何してるのってハナシになっちゃいますし。あの小隊で狂う覚悟もできてますし。
と、話が長くなっちゃいましたね。はい、サービスでいなりをひとつ増やしておきました。それじゃあ、また明日もお待ちしていますね、「先生」。